2023/08/09 (水)

見送ると言う事

Filed under: blog — kyorai @ 7:08:26

朝7時 21.9度 晴れ(上松)。ミンミンゼミが鳴き既に蒸し暑く感じ、暑い太陽の日差しが直ぐ其処に迫ってる朝です。一人の人間を旅立たせてあげる事の大変さは、残された遺族がしなければならない過酷な数日間です。自分が若い頃不整脈に襲われて、町医者によく飛び込んだ時に大先生は「この不整脈は大丈夫だから気にするな」と言われても数時間置きに飛ぶものだから、その度医者に飛び込んだ時の事で、大先生が「死んで行くものは心臓が止まるだけだけど、大変なのは残された家族だから、気にしないで生活しなさい」と言われた事を今でも思い出します。それで気が楽になった訳ではないけど、確かに言い得て妙でした。昨日の葬儀で気が付いた事が、今は「家族葬で行います」と言う言葉を使いますが、人数も数百人が見送りして、家族葬とは言えないのです。本当に質素に行うなら「見内葬とか親族葬」にしなけ、ればいけないかも知れません。なんか以前の葬儀の言葉が、今は家族葬になってるかも知れません。そんな事を感じながらの、お見送りでした。写真は、ヘクソカズラです。



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