朝６時６,４度雨。今年のオープンは雨となってしまいました。「ご免なさい」。それと言うのも、このオープンは私が「２２日は如何でしょうか」と決めたのですから、雨男は自分でした。それでも到着するなり「おじさん　ふきのとう採りに行こ」と元気一杯です。雨の中魚籠一杯になったフキノトウを前に、ニッコリの満足顔には救われました。写真は、「何もする事ないなら、ツクシの袴取ってよ」と作業をさせられている、Ｍ　Ｓ　Ｆさんです。もう一枚は、日が暮れてテラスに明りが灯った去来荘です。赤沢の全ての施設は準備中ですが、去来荘だけに明りが灯っています。

朝７時４,３度曇り。さあ今日からお客様をお迎えをして、いよいよ今年のオープンです。まだまだ気温も低く、都会の方には、目で見る数字と体感する気温の違いに驚くかと思います。今年は山菜の生育が遅れていて、いつもの場所へツクシを集めに出掛けたのですが、全く出ていませんでした。それとマユミの葉も数ミリの葉を付けていましたが、とても採取出来るものではありません。此の侭だと、タラの芽やゴンテツ（コシアブラ）は連休明けになりそうです？。写真は、去来荘から御岳山がもっと広々と見える筈なのに、一本のヒノキの枝が邪魔をしていて見難くなっていたので、お願をして枝払いをして貰いました。そしてクッキリと見える様になった御岳山です。駐車場で車を降りれば、はっきりと見える筈です。

朝６時―１,６度晴。段々と赤沢の気温に、馴染み始めている様ですが、やっぱし寒い朝です。昨日の雪、今日は氷点下で霜ですから、今年の山菜の芽吹きは少し遅れそうですね。いよいよ明日は、今年の客開けオープンの日です。客足が遠退いている中、明日からお客様をお迎え出来る事を心から感謝しています。写真は、夕暮れ２枚です。女将と山菜を集めていたら、こんなに日が暮れてしまいました。夕食は集めた山菜で、新作を作って試食をしてみたのですが、結構いけてました。お楽しみに。

朝６時０,３度晴。もう少し冷え込むかと思いましたが、プラス気温ですから「ラッキー！」ですね。昨日の赤沢は大荒れの一日でした。「春雨」なんて煽てたのがいけなかったのか、１２時頃前触も無しに強烈な雷鳴には、腰が抜けそうな程ビックリさせられました。その直後から、「雹」が「雪」に変わり、止んで陽が射したと思ったら、再び雨と雹と雪が・・・。気温も２度と寒く、ただ呆れてストーブにしがみ付いていました。写真は、その雪です。大荒れの一日の締めは「月見」でした。いっその事「花見」も兼ねてと「ピンク色」にしたのですが、０度では・・・。まだまだ冬から抜け出せないでいる赤沢です。

朝７時４,４度雨。雨が降っていてこの気温ですから、赤沢の寒さが分かるかと思います。今日は業者さんが、布団乾燥をする日なのですが、去来荘は軒先が無いからどんな事になるのか心配です。布団乾燥は大型トラックの荷台が乾燥器になっていて、掛布団　枕　座布団　敷布団　毛布　を入れて乾燥するのですが、見事にふっくら布団に変身します。ただ今夜は熱くて眠れないのが難点ですが。写真は、気温が上がって、走り回らないＮＯＲAです。私達には暑いと思える気温ではないけど、ＮＯＲＡには真夏の暑さなのかも知れません。もう一枚は、一週間前の雨の日のものです。

朝７時４,５度薄曇り。昨日とは全く別世界の心地良い朝です。ＮＯＲAも既に散歩に出掛けて行きました。オープン前のこの時期だけは、勝手をさせてあげています。私達は館内の掃除やら、保存の利く山菜を採取したりとか、何かと忙しくしています。フキノトウ　ツクシ　ヨモギ等は長期保存が出来る山菜ですが、「後始末が無ければ・・・・」。しかし去来荘を運営して行くには、そんな事を言ってはいられませんね。写真は、フキノトウを採っていたら、蝶が飛んで来ました。日溜まりの中、鶯やシジュウカラの声、せせらぎの流れの音を聞きながらの山菜集めは、至福の時です。自然の中、何もかも忘れて夢中にさせてくれます。どうです羨ましいでしょ？。もう一枚は、滝の虹を上から写してみました。余り巧く写りませんでしたね。

朝７時―３,４度晴。「皆さん、おはよう御座います。これが赤沢の気温です」。やっとぬくとくなったのに、冬の始まりの様な寒さです。「もう少し実家におりたい・・・」。昨夜も余りに寒く、石油ストーブを焚いていてもどうにもならず、お風呂に入ったのですが、湯冷めしそうで１０時就寝・・・。「なにもない　なにもしない　たださむいだけ」。一昨日までは「映画観るか」でしたが、とてもそんな気持ちにはなれない赤沢の初日です。写真は、昨日の去来荘の桟橋です。今年の初夕暮れです。もう一枚は、昨夜の月です。これも今年の初夜なのですが、本当に夜空は綺麗でした。上松で見た月とは比べ物にならない程クッキリとしていて、「やっぱり赤沢は素晴らしい所」だと、頷きながらの一枚です。こんな寒さに負けず頑張りますから、今年も去来荘を宜しくお願い致します。